シルバーストーン(Silverstone)

MatchofTheDay2007-05-17



06年の夏に、F1が好きな友人KJが遊びに来てくれたので、レンタカーでシルバーストーンというサーキットに行ってきました。行ったのは8月13日(日)で、第一線から退いたドライバーのレース「Grand Prix Masters」やF3のレース、クラシックなレースカーのデモンストレーションなどが開催されていました。


このサーキットはイギリスGPが毎年行われるところでもあります。07年は7月8〜10日まで開催されるようです。06年はなぜか6月に開催されたので、行きたかったのに行けませんでした。残念。


サーキットはロンドンの北西約60マイルにあります。電車やバスで行けなくもないようですが、結局タクシーになるようなので(ミルトン・キーンズ(Milton Keynes)からタクシーだそうです)、レンタカーを借りていきました。この国では日曜にも営業するレンタカー店舗が少ないので難儀しましたが、マーブル・アーチ(Marble Arch)近くのAVIS(店名はMayfairですがかなり離れています)で借りることができました。ただその際もトラブルがあり、9時開店のはずが、店長が店舗の鍵を家に忘れてきたおかげで開店が1時間近く遅れ、さらに貸し出しの混雑もあって、結局ロンドンを出たのは11時半過ぎになってしまいました。この国のサービスは本当に悪くて、困ったものです。


行き方ですが、車でロンドン市街を抜けてM1を北上します。Mがつく道路は日本で言うところの高速道路のようなもので、制限速度は時速70マイル(約110km/h)。整備された道なのに無料というのが素晴らしいです。みな制限以上に爆走していて、普通に時速100マイル(160km/h)くらい出しています。ちなみに借りたのはマニュアル車だったので、友人に運転してもらいました。


M1をミルトン・キーンズで下り、A43という道に入ります。それなりに整備されていたのは、かつてサーキット周辺の交通整備を要望する運動が起こったからだそうです。途中からたくさん出ている看板に従っていくと大きな駐車場につきました。着いたのはちょうど13時で、マスターズのレースが始まった直後でした。


サーキットは本当に大きくて、駐車場からスタンドまでかなり時間がかかりました。20分ほど必死に走って席に着くと、爆音を上げてレーシングマシンが走り抜けていきます。マスターズだけあって車は比較的遅かったようですが、それでもスピード感と音はすごかったです。





F3(British Formula 3)やF3000のレースも見ましたが、どれも迫力があって楽しかったです。F3は、現在F1で活躍する佐藤琢磨氏がかつて参加し優勝したもので、ドライバーにとってはF1への登竜門になっているようです。日本人女性ドライバーの井原慶子さんが参戦していて、走っている姿を見ることができました(きちんと完走しましたが公式ウェブサイトには載っていないようで残念。ttp://www.keikoihara.com/)。







クラシックなレースカーは、どれもマニアが引き取って手塩にかけて整備しているもののようで、かなり古そうなものまで走っていました。




このサーキットでは、資格は不明ですが一般人でも運転できるようで、行った日も予約を受け付けていました。爆走したら楽しいだろうなと思いつつ、自分は遠慮しておきました。お土産を買って16時過ぎに帰路に着き、17時半くらいにロンドンに到着しました。



サーキットに行ったのは初めてでしたが、とても楽しかったです。まず広さにびっくりし、続いて音に驚きました(友人いわく「F1はこんなものじゃない」)。これがF1のレースの日だったら盛り上がりはものすごそうです。渋滞もすごいらしいですが、行ってみたいです。




レース日程やテスト走行の予約等、詳細はサーキットの公式サイトに出ています。
ttp://www.silverstone.co.uk/html/index.php



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