スコーンとクロテッド・クリーム

MatchofTheDay2007-06-11



イギリスにもおいしいものはいくつかありますが、スコーン(scone)とクロテッド・クリーム(clotted cream)の2つのコンビネーションはとても気に入っています。1足す1が3になるような組み合わせだと思います。


スコーンは、○池屋のではなくて、バターがたくさん含まれた、クッキーとパンの中間のようなお菓子です。干しブドウ(sultana)やナッツ入りなどもあります。クロテッド・クリームというのは、クリーム状でクリーム色、生クリームの乳脂肪がさらに濃くなったようなもので、日本ではおよそ見かけたことがありません。それぞれ単独で食べてもあまりおいしくないのですが、合わせて食べるとすごくおいしくなります。あえて表現するなら、スコーンの粉っぽさがクリームのなめらかさで補われ、香りや甘みが引き出される、という感じでしょうか。いくらでも食べられそうです。ちなみに本来はスコーンにはクリームの他にジャムを同時に付けるのだそうですが、なくてもおいしいです。


写真はスーパーで売っているスコーンとクロテッド・クリームです。それほど高くありませんが(スコーン6個で0.99ポンド、クリームは1.49ポンド)、十分楽しめます。スコーンはラップをせずにレンジに30秒ほどかけ、横半分に切ってからさらに小さく分けてクリームをつけて食べます。


スコーンは、アフタヌーンティーで出てくる3つの食べ物のうちの一つです(残りはサンドイッチと小さいケーキ)。そこまで身構えなくても、紅茶とスコーン、クロテッド・クリーム、ジャムのセット(クリーム・ティー(cream tea)と言います)は、観光地のカフェなどで手軽に楽しめます。昨日まで行っていた旅行でも2〜3回食べました。見かけたらぜひ一度お試しください。



ブログランキングに参加しています。よろしければ応援のクリックをお願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
学生ブログランキングへ
週間ブログ王へ
ブログランキング「くつろぐ」へ