オーブンで牛肉の塩がま焼き

MatchofTheDay2007-05-11



イギリスの家にはほぼ必ずオーブンがあります。ガスのある家ならガスオーブンで、ガスがなければ電熱線オーブンです。日本だとオーブン料理に挑戦する機会はなかなかないですし、料理も比較的簡単で見た目にも豪快でいいですので、ぜひ一度挑戦してみてください。


今日は牛肉の塩がま焼きをご紹介します(写真がボケてますがご容赦を)。


材料:
牛ブロック肉(jointで可)400g、強力粉250g、海の粗塩(coarse sea salt)250g、卵1個、生のハーブ(タラゴン、タイム、ローズマリー、セージ、パセリ)各大さじ3程度、にんにく1かけ、レモン汁大さじ3、マスタード大さじ1、水75〜90ml、オリーブ油大さじ8、黒コショウ少々


道具:
ボウル大小1つずつ、フライパン、大きめの皿、伸ばし棒と台、オーブントレイ、菜ばし、キッチンペーパー


作り方:
<ハーブのソースを作る>
1. 生のハーブを混ぜ、大さじ4を取っておく。
2. 残りをボウルに入れ、つぶしたにんにく1かけ、レモン汁大さじ3、マスタード大さじ1を加えてよく混ぜ、オリーブ油大さじ6を加えてさらに良く混ぜる。
<塩がまの生地を練る>
3. 大きめのボウルに強力粉250g、海の粗塩250gと、1.のハーブのうちの大さじ2をよく混ぜる
4. 卵1個と水を加え、しっかりと弾力のある生地にまとまるまで(15分位)手でこねる
5. 生地にラップをして15分休ませる。
<肉の準備>
6. オーブンを200℃に予熱する。
7. 肉にオリーブ油大さじ1を塗り、黒コショウで下味をつける
8. フライパンにオリーブ油大さじ1を入れ、肉の表面が灰色〜茶色になるように焼く。まんべんなく色づくように裏返しながら焼く。
9. 1.のハーブの残り大さじ2を皿に広げ、その上で8.の肉を転がしてまんべんなくハーブをつける。5分ほど置いて荒熱を取る
<塩がまにして焼く>
10. 台に小麦粉(分量外)をふり、5.の塩がまの生地を一辺28cmの正方形・厚さ5mmになるように広げる
11. 9.の肉を中央に置き、生地の四隅を四角く切り取る
12. 生地で肉を包む。切り取った生地を使って隙間や穴をきっちりふさぐ。
13. 油(分量外)を薄く塗ったオーブントレイに?を裏返しに置き、上中央に穴を一つ開ける。(右の写真)
14. オーブン中段で焼く。15〜18分だとレアになる。ミディアムなら23分以上焼く。
15. オーブンから取り出し、10分放置する。
16. 塩がまごとまな板の上にゆっくり移し、塩がまを切り開き、中の肉を取り出す。塩がまは捨てる。
17. キッチンペーパーで肉の表面の余分な塩を取り除き、2つに切り分けて皿に盛り、2.のソースをかけていただく。


塩がまの生地に加える水はあまり増やさないでください。できた生地が柔らか過ぎる際には強力粉を適宜足してください。伸ばし棒はスーパー等で売っています。台がなければ、キッチンの作業台にアルミホイルを敷けば大丈夫だと思います。フライパンで肉を焼く(?)時、油が飛びやすいのでご注意ください。


”男の料理”といった感じで、2時間以上かかりますが、見た目に贅沢ですし、意外にさっぱり食べられるので、パーティーなどに向いています。


参照:
ttp://www.channel4.com/life/microsites/C/cookingit/recipe_w02_beefherbcrust.html


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