日本語の情報誌

イギリスでも、日本語で書かれたイギリス情報のフリーペーパーを手に入れることができます。面白いですしとても便利なので、イギリスにいらしたらぜひ読んでみてください。今日はイギリスで手に入る便利な日本語情報誌についてお話しします。

ロンドンには3万人を超える日本人がいるといわれています。日本の企業の支店がシティを中心にたくさんありますし、また留学生もたくさんいます。日本料理のお店や食材を売るお店も数多くあり、日本人（外国人もたくさん来店しています）でにぎわっています。そのようにたくさんいる日本人向けに、日本語で書かれた情報誌がいくつか発行されています。自分がよく読んでいたのは、英国ニュースダイジェスト、週間ジャーニー、UKジャックの３つです。上の写真の3つですが、デザインが変わっているかもしれません。

英国ニュースダイジェスト
ttp://www.news-digest.co.uk/news/index.php
週間ジャーニー
ttp://www.japanjournals.com/
UKジャック
ttp://www.ukjack.co.uk/

いずれも週刊です。構成や内容はそれぞれ趣向が凝らされていて、面白くて役に立つ情報がたくさん載っています。日本のニュースのみならず、イギリス国内のニュースやEU各国のニュースも多く取り上げられています。英語でなくて日本語なので、楽に読めて理解も早いです。英語での勉強に飽きたとき、気分転換として読むにはうってつけです。他の記事も、コンサートや演劇等の公演の情報（参照：イギリス芸術鑑賞）、1週間分のテレビ番組表、英国在住の識者のコラム等々があり、とても充実していて読みごたえがあります。中でも自分にとって一番ありがたいのは、個人売買等の読者広告です。日本人向けのフラットシェアの広告や、不要になった物の売却の広告が出ています。日本人で家をシェアしたいのであれば必読です。また、帰国売りといって、イギリスに住んでいた人が日本に帰国する段に、いろいろなものを売りに出すことがあり（自分も近々出します。このサイトにも掲載するかもしれません）、それをうまく利用すれば、日本でしか手に入らないような品物や（変圧器、炊飯器、書籍等）車、家具などの貴重なものが安く手に入るかもしれません。

読者広告の次によく読んでいたのがレストランガイドです。日本食レストランの場所や電話番号等のほか、ロンドンにあるお勧めレストラン（日本食以外）を欠かさずチェックして、よく食べに行っていました。この国はレストランの当たりはずれの差が日本より大きいような気がしますし、一般に外食は日本よりも高いので、そういったレストラン紹介があるとても便利です。

このように大変使える日本語情報誌ですが、人気が高くて入手しづらいのが玉にキズかもしれません。発行日（UKジャックは水曜、英国ニュースダイジェストと週間ジャーニーは木曜）に日本食材店などにもらいに行っても、既になくなってしまっていることがしばしばあります。ですが、根気よく探せばきっと入手できます。美容室や日本食レストラン等にも置かれていることが多く、穴場なので、もし見つからなかったらそういったお店も見てみるといいかもしれません。また、ロンドンに住んでいない方でも、定期購読（有料）もできるようですし、ウェブサイト上で紙面が見られたりもするようです。ぜひご活用ください。

おかげさまで今日で更新50日目を迎えることができました。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

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