持参するといいもの・便利なもの


今日は、日本から持ち込むと良いのでは、と思われるものについてお話しします。「イギリスで売っていないもの」・「イギリスでも手に入るが日本のよりも質が悪いもの」・「イギリスでも手に入り、質も悪くないが高いもの」の3つに大きく分けています。また、「その他持参すると良いもの」、「おまけ」もあります。日本で準備を進める際の参考にどうぞ。なお、「これは□□で売っている」「これも持参した方がいいのでは」というようなご意見がありましたら、ぜひ書き込みをお願いします。


基本的に、質を我慢したり、高いお金を出したりすれば、イギリスでもほとんどのものが手に入ります。日本の食材や品物を取り扱っている店はいくつもありますし、また生活必需品が日本人とイギリス人とで大きく異なるわけでもないからです。ですが、一部のものは売っていません。イギリス全土をくまなく調べたわけではありませんが、ロンドンとリーズで暮らして、およそ見たことがないものがいくつかあります。まずはそれらを列挙します。続けて、この国でも手に入らなくはないものの、質が悪いため、日本で買って持ってきた方がいいのではと思われるものを並べます。さらに、日本で手に入るものとほぼ同じ質のものがこちらでも入手可能なものの、値段が高いため日本から持参した方がよいと考えるものを掲げます。最後に、その他の理由で日本から持参した方がいいものをいくつか書き足します。なお、売っている、と書いているものでも、ロンドンであるが故に売っていたのかもしれないので、予めご了承ください。


<売っていないもの>

  • フライパンのフタ
    • ないと料理がしにくい気がしますが、売っていません。どの大きさにも合うものがあると重宝します。
  • 砥石
    • いわゆる石タイプのものはないようで、金属のやすりのようなものが売られています。やまんばのように包丁を研ぎたい方はぜひ日本から持参を。
  • 爪切り
    • 日本のような形のものは見かけません(ニッパーのような形状のものは売られています)。この国の人は、爪はやすりで研ぐことが多いようです。
  • 耳かき
    • 綿棒は売っていますが、日本で買えるあのフォルムのものはないようです。
  • スリッパ
    • 日本でよく見かけるタイプのものは見たことがないです。室内履きは売っていなくはないですが、保温重視だったり靴状だったりします。
  • 洗濯ネット
    • この国の洗濯機はタンブラーが主なので、傷みやすいものを洗うときのために用意しましょう。
  • 印鑑と朱肉
    • これはさすがに見たことがないです。海外口座への送金等でいつ必要になるか分からないので、念のため持参を。
  • 電圧変換器
    • 240Vを100Vに変えるものです。
  • 二つ穴(日本のコンセントの形状)の増設タップ
    • 上記の変圧器につけると便利です。
  • レジャーシート
    • 売っているのを見たことがないですが、公園の多い国ですのであるととても便利。この国の人は下に何も敷かず、芝生にじかに座ったり寝たりしています。何かを敷く場合でも、布を使うようです。

(追記6/15)この国にも一応ありますが、毛布とビニールを合わせたもので、サイズが小さめです。

  • 日本語の勉強向け文献
    • 本の雑誌や小説、漫画などはありますが、専門的な書籍はさすがにないです。日本のアマゾンに注文して送ってもらうことは可能ですが、送料が高くなる上、さらに関税もかかる(参照:D●Lが教えてくれたこと)ので、できれば日本で買って持参してください。
  • 揚げ油処理剤(てんぷら油を固めるようなもの)
    • この国では紙等に吸わせて捨てているのでしょうか?


<質が良くないもの>

  • 冷蔵庫の脱臭剤
    • 脱臭というより臭いを加える(上書きする?)ようなタイプのものが多いです。活性炭を使っている卵状のものを買ったことがありますが、あまり効かなかったです。
  • 食品用のラップ
    • 売っていますが薄いです。一応生活に支障はありませんが、すぐ破れる割に切りにくく、またカッターの形状も良くないです。
  • 食品用の密閉容器
    • 似たような機能・形状の容器は売っていますが、密閉の具合が甘いことが多いです。
  • 包丁
    • 全般的に切れ味は悪い上、すぐ切れなくなります。持ち込む方法にはご注意を。
  • 炊飯器
    • 日本食材店等で買えないわけではありませんが、高かったり質が悪かったりするようです。
  • ザル
    • 水はけが悪いものが多いです。
  • 文房具
    • 大抵のものは日本製の方が優れています。特に質の差が激しいのは、付せん、セロハンテープ、消しゴム、シャープペンシルの本体と芯、ステープラーとその芯でしょうか。
  • 歯ブラシ
    • こちらで売っているものはかなり大き目のものが多いです。一度お店で探してみてください。
  • ウェットティッシュ
    • 売ってはいますが、香料が強いものが多いです。
  • 衣料品
    • 特に男性用の靴下や下着類はすぐ壊れます。女性用のは分かりません。悪しからず。


<高いもの>

  • 電池
    • 通常出回っているものは値段が日本の倍以上します。単3が2本で2.5ポンドとかします。
  • 電化製品
    • 電気製品の類は日本で買った方が安いです。例えばデジタルカメラは倍くらいします。秋葉原で外国人観光客がたくさん買って帰るのはこのためです。


<その他持参するといいもの>

    • 売っている服の値段はピンからキリまでありますが、概ね高い割に質があまり良くないようで、すぐ傷んで着られなくなります。また、服の形状についてですが、袖が長く、身ごろが薄く、襟ぐりが大きいように思います。体型にもよりますが、ワイシャツのようないわゆるシャツ状のものは、仕立てが日本のものとだいぶ違って着にくかったりします。
  • ボディスプレー類
    • この国の人は日本人よりも体臭が強いようで、売っているボディスプレーはかなりにおい強いです。
    • 普段使い慣れている日本のものがあるのでしたら、やはり日本から持参しましょう。一部の日本食材店で買えないわけではありませんが、高いですし種類も限られています。こちらの薬は強い(有効成分が多く入っている)傾向があります。白色人種は黄色人種に比べて体温が高く代謝作用が強い、なんていう話を聞いたことがあります。


<おまけ>

  • コンセントのアダプターですが、日本の形のものをイギリスのコンセントに合わせるものは電気屋や空港、スーパーで売っています。イギリスのコンセントは240Vなので、電圧の変換にはくれぐれも注意しましょう。ちなみに、イギリスで出会ったコンセントは、9割以上がBF型でした。
  • 日本の食器は、日本食材店にある程度売っていますし、中華街などに行けば、それに近いものが入手できます。ただ木製のお椀と箸置きはないようです。
  • コンタクトレンズの洗剤や保存液も、薬局やスーパーで売っています。


他の物のご提案等ありましたらぜひ書き込みをお願いします。また、個別のものについてのお問い合わせにも、できる限りお答えいたしますので、書き込みをお願いします。


<追記16/05>

  • 炊飯器
    • 240Vで使えるものが日本でも手に入るので(ネット販売が便利)、買って持ってきましょう。イギリスでも日本食材店等で手に入らなくはないですが、高いです。


ブログランキングに参加しています。よろしければクリックをお願いします!
人気blogランキングへ
にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
週間ブログ王へ
ブログランキング「くつろぐ」へ