D●Lが教えてくれたこと

よく知らない法人から、先日手紙が来ました。内容は督促。日本で多発している振り込めサギか、と思ってよく読むと、D●Lがあなたに債権を持っています、と。去年、日本のAmazonを利用して、書籍をイギリスの住所宛に直接送らせたのですが、その際の関税を●HLが代理支払いしたのに、お前はまだDH●に払っていない、早く払え、期限までに払わないと法的措置に出る、とのことです。


でもこれ、その代理払いは昨年4月ながら、いまだにその明細は届いていません。債務を抱えている理由やその内訳を債務者に知らせないまま、DH●は額だけ提示して「すぐ支払え」と督促してきているわけです。しかも債権回収会社を利用し、法的措置をちらつかせて。これでははっきり言って振り込めサギと同じです。何も違いがありません。


同じようなことが前にも3回ありました。しかもそのDH●です。毎回まず先にD●Lから、日付と額を書いただけの督促状が来る。
こちらには内容を確認するための情報が全くないので、カスタマーサービスのメールアドレスに「明細を送ってくれ」とこちらからメールで要求して、2週間位してようやく明細が届く。それを見てやっと確認が取れたので支払う。
…こんなやり取りを繰り返していました。この代理払いについても、昨年中に既に「明細を送ってくれ」とDH●に(抗議付きで)メールしていました。今回は、●HLはその要求には応じず、明細を送らずにいきなり回収会社を利用してきたようです。


本当に勘弁してほしいです。この国の対人サービスの悪さをまた実感してしまいました。ちょっと本当に良識を疑います。いきなり「金払え」と言われて、その理由や額の明細を確認せずに支払う人なんているのでしょうか。こんなことを何度もしてくるところからすると、イギリスには請求すれば何も言わずにホイホイ支払ってくれる’お人良し’が多いのかもしれません。


日本のAmazonを利用してイギリスの住所に送らせる場合、代金や送料のほかに関税がかかってくることがあります。どういう条件なのかは分からず、額の算定根拠も不明ですが、今回は1万円ちょいの本代で16ポンド強でした。


Amazonは、海外の住所に発送する際はそういったことが起こる、という注意書きを、明確に掲げてほしいと思います。●HLは、そういうぶっきらぼうな対応は止めて、額の明細を同封した上で請求するべきです。皆様もくれぐれもご注意を。