イースター

MatchofTheDay2007-04-06


4月6日はイースター(Easter)の初日、グッド・フライデーです。今日はイースターについてお話します。


イースターとは復活祭とも呼ばれ、キリストの復活をお祝いするお祭りとされています。英国国教会(Anglican)の信徒の多いイギリスでもお祝いされます。毎年この週末と決まっているわけではなく、「春分の日の次の満月の後の最初の日曜日」プラスアルファ、というようなちょっと複雑な決め方で定められるようです。土日を挟んだ2日(金曜と月曜)が祝日(バンクホリデー、Bank Holiday)とされているので、4連休になります。金曜をGood Friday、日曜をEaster Sunday、月曜をEaster Mondayと呼ぶようです(なぜ土曜は特別な呼び名がないのか不明)。学校も、イースターの週末を挟んで2週間(今年は4月2日〜13日)は休み期間になります。


イースターに食べる慣わしのイースターフードというものがあるようで、おなじみのイースターエッグ(チョコレートで作られた20センチくらいのものが多く売られる)のほかに、同じくチョコでできたうさぎ(写真)、ロースト用の子羊の脚肉(Lamb Leg)なども、街のスーパーで盛んに売られています。


この時期には、暗く寒い冬が終わって、日本の倍くらいの速さで日が長くなっていきます。一気に春らしくなる時期です。新緑が芽吹き、街に花が咲き始め、急にいろどりがよくなります。また、サマータイムが始まったことも相まって、行楽シーズンの始まりともいえます。予報によると今年のイースターは好天に恵まれるようなので、観光地はどこも混雑しそうです。自分はコツコツ論文を書き、隙を見てテレビでスポーツ観戦に興じるとしましょう。