ゴルフ全英オープン

MatchofTheDay2007-04-03



2005年、06年とゴルフ全英オープンを現地で見ました。05年はゴルフの聖地セントアンドリュースでしたが、毎年そこというわけではないようで、06年の会場はロイヤルリバプールでした。


いやー楽しかったです。世界中のゴルフプロが目指す名誉ある大会なので、各国から有名選手が終結していますが、競技会というより、ゴルフの祭典、万博、という感じです。会場には観客が楽しめる施設も充実していて、広場には屋台やパブ、スポンサー企業のパビリオンが並び、巨大なおみやげショップもあります。


コースに立ち入ったり、ショット時に音を立てる等しない限り、観客はどこで何をしようと自由なので、それぞれ思い思いの楽しみ方をしていました。ショートホールの特設スタンドに陣取ってホールインワンを待つ、好みの選手について回る、見晴らしのいいところで360度観戦、等々。でも、会場のパブで朝からひたすら飲み食いし友人としゃべりまくって、プレーを全然見ない、という人が大量にいたのが不思議です。まだ1時なのに酔って寝ていたり。。。彼らいったい何しに来てるんでしょうか?


そんな人たちを尻目に、自分は目いっぱい歩き回りました。セントアンドリュースではかの有名なオールドコースの全ホールを見て回りました。ジャック・ニクラウスが17番ホールの石の橋を通ったときは本当に感激でした。試合後の表彰式(タイガー・ウッズが優勝。上の写真)では、なんとコースに入ることができました。何枚か撮った記念写真(残念ながら非公開)は一生の宝物です。ロイヤルリバプールでは、コースを一回り見た後、18番ホール(下の写真)で選手のティーショット(第1打目)を見続けることにしました。タイガー・ウッズティーショットも至近距離で見ることができましたが、スイングがものすごく早かったです。シャフトが風を切る音が全然違いました。でも打ち損じたようで、左に曲げてました。うまい人でもミスするんですね。他にもビジェイ・シンやガルシア、ミケルソン等々、強豪のドライバーショットも見ることができました。


間近で見ることの他に、選手がプレーしているコースに入れる(横断時だけですが)ことも、生観戦の良さの一つでしょう。セントアンドリュースのフェアウェーは思ったよりも固かったです。芝も短めでした。そして風が強くて湿っていました。間断なく吹きつけている感じでした。ロイヤルリバプールのコースは全て砂の上にあるような感じで、フェアウェーもかなりふかふかしていました。川岸のコースということで風はそれなりにありましたが、セントアンドリュースほどではなかったです。


ゴルフ観戦は、世界中の数多くの有名選手を間近で見るチャンス、という意味では一番価値があるように思います。今年もぜひ行きたいのですが、帰国が先になりそうです。。。


ちなみに2007年の全英オープンは、7月19日から22日まで、スコットランドのDundee近郊のCarnoustie Golf Linksで、全英女子オープンは、8月2日から5日まで、スコットランドセントアンドリュースのオールドコースで行われるそうです。観戦できた幸せな方、ぜひコメントをお願いします。